2024年秋季の九州地区高校野球大分県予選は5日に準決勝を迎える。地元大分で開催される九州地区大会(26日開幕)出場がかかる大一番に、熱が入った戦いが期待される。

対戦カードは以下の通り。

明豊大分舞鶴

柳ケ浦-藤蔭

大分に君臨する明豊が、「因縁」の相手、大分舞鶴と戦う。明豊は2020年秋以降、大分県内で負けたのは1度しかない。センバツ出場のため大会不参加の21年春、24年春以外、春夏秋の県大会で優勝できなかったのは23年春だけ。その準決勝で唯一敗戦した相手が大分舞鶴だった。

その後、23年夏準決勝、23年秋決勝、24年夏決勝と、大分舞鶴と対戦したが、いずれも勝利。負けられない相手として意識する「ライバル」となっている。明豊を意識させる存在でもある大分舞鶴の意地にも期待したい。

柳ケ浦は10年ぶり、藤蔭は13年ぶりの秋季九州大会出場をかけて試合に挑む。