◇第155回九州地区高校野球大会鹿児島県予選・2回戦◇鹿児島情報5-2鹿児島商◇鴨池市民球場◇3日

出場59チーム中、最も遅い登場となったシード鹿児島商。2回表一死満塁から、9番・覺堂 駿也(2年)の右前適時打で先制する。三走に続いて二走も本塁を目指したが、右翼手・田中 道慈(2年)が好返球で阻止した。連続四球押出しで鹿児島商は2点目をものにした。

鹿児島情報は4回裏、無死満塁から7番・田中が三塁線を抜ける二塁打を放って同点に追いつく。8番・迫 優志(2年)の内野安打で勝ち越す。2番・吉村 虎哲(2年)が右前適時打で続き、エラーで更に1点が加わり、打者10人で5点を挙げて、試合をひっくり返した。

8回終了時点で降雨が激しくなり、継続試合。鹿児島商は一夜明けた9回表の攻撃に望みを託したが、三者凡退で打ち取られ、鹿児島情報が2日間に及んだ接戦を制した。