巨人の鈴木 康平投手の戦力外が決まった。千葉明徳時代は最速148キロを誇る速球派右腕として注目を浴び、専大松戸の本格派右腕・上沢 直之投手(日本ハム-レイズ-レッドソックス)に並ぶ逸材だった。最後の夏は2回戦で上沢擁する専大松戸と対決し、延長11回に及ぶ激戦の末、再試合に。鈴木は延長11回を投げきったが、再試合で敗れ2回戦敗退となった。

 国際武道大に進学し、エースとして活躍し、通算16勝を挙げた。日立製作所では先発として活躍し、最速154キロを誇る速球派右腕として注目を浴び、オリックスから2位指名を受けた。

 2年目の2019年に19試合先発登板を果たし、4勝をマーク。21年は中継ぎとして34試合登板で、防御率3.03を記録し、リーグ優勝に貢献した。しかし22年は14試合で防御率6.75と成績が悪化。23年にシーズン途中トレードで巨人に移籍し、33試合登板で、防御率6.59だった。今季は一軍で未登板。通算112登板で、6勝10敗18ホールド2セーブ、防御率5.10だった。