<令和6年度第77回秋季千葉県高等学校野球大会:拓大紅陵 11ー1 東京学館(6回コールド)>◇6日◇準決勝◇千葉県野球場

 拓大紅陵が自慢の強力打線が爆発させ、東京学館に6回コールド勝ちをおさめた。

 1回裏、4番加藤 玄竜捕手(2年)の適時打で1点先制。2回裏にも満塁のチャンスを作り、4番加藤が右中間を破る適時三塁打を放ち、4対0とする。3回表に1点を失ったが、4回裏、1点を追加して、この日、2番に入った背番号19の左打者・内田 悠雅外野手(2年)が3ランを放ち、8対1と大きくリードを広げた。

 その後も追加点を入れ、6回裏に犠牲フライで11対1として6回コールド勝ちとなった。

 拓大紅陵は3年ぶり12回目の関東大会出場となった。

 4打数4安打4打点の大当たりを見せた4番加藤は「なかなかヒットが出ない日々が続いていました。長打を狙いすぎていたので、単打、単打のつもりで打ったらヒットを打つことができてうれしい」と喜んだ。相手投手陣の配球の傾向をしっかりとつかんだのも大きかった。

 決勝では7年ぶり7回目の優勝を目指して臨む。

<試合スコア>
東京学館 001 000 =1
拓大紅陵 134 102X =11