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 プロ野球界は新人合同自主トレがスタートし、各チームで新人選手たちがプロ野球選手としての第一歩を踏み出した。

 セ・リーグ最下位からの巻き返しを図るDeNAで、即戦力として大きな期待をされるのが、2位指名を受けた早稲田大の徳山 壮磨投手(大阪桐蔭出身)だ。大阪桐蔭時代は、エースとしてセンバツ甲子園優勝の原動力となり、早稲田大学時代もリーグ戦通算39試合に登板し、計9勝を挙げる活躍を見せた。

 名門を渡り歩いた右腕に、ルーキーイヤーからの活躍に期待が膨らむが、投手としての基礎が作られたのは、中学野球での3年間といっても過言ではない。兵庫夢前ヤング時代の恩師・浄徳一智監督は、現在の活躍ぶり思わず目尻を下げ、中学時代の成長を振り返る。

「入団した時は、特に目立つ選手という訳ではありませんでした。小学校の時はソフトボールをやっていて、体は大きくなるかなあという感じで見ていましたが、あまり記憶にないのが実のところです。ですが、学年が上がるごとにどんどん成長していき、終わってみればとても良い投手になっていましたね。中学3年間の中で、大きく成長した投手です」

 浄徳監督が、成長の一番の要因に挙げるのが、野球ノートへの取り組み方だ。
 チームでは日々の成長をノートに記すように指導しているが、徳山の取り組む姿勢は、他の選手と一線を画すものだったという。

「野球ノートへの取り組みは、内容が他の選手と違っていました。文字数の多さだけでなく、どうすれば上手くなれるか真剣に考えていて、意識の高さを感じました。もちろん体の成長もありますが、そこが大きく成長した一番の理由だと思っています」

 高校、大学での活躍の土台となった「考える」習慣。兵庫夢前ヤングでの3年間なくして、今の徳山はなかったかもしれない。捲土重来(けんどちょうらい)を図るDeNAの救世主となるか、ルーキーイヤーの活躍に注目だ。

(記事=栗崎 祐太郎)


兵庫夢前ヤング・浄徳一智監督

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