<高校野球秋季神奈川大会:横浜5-2東海大相模>◇7日◇決勝◇横浜スタジアム

 横浜が5対2で東海大相模を下し、2年ぶりに秋季神奈川大会を制した。

 横浜を指揮する村田 浩明監督は、「2年前優勝した時は、関東大会のベスト4をかけた戦いで負けてしまった。関東大会で勝たないと意味がないので、(神奈川大会で)優勝できたことは嬉しいですけど、すぐに切り替えていかないといけない」と優勝した直後から、次を見据えていた。

 決勝の相手は今年の春夏で敗れていた東海大相模だったが、「自分たちで自分たちの壁を作ってしまっていた」と指揮官は話す。ライバル校との対決も、「あまり意識せず、目の前の相手と自分たちの野球に集中できたことが踏ん張れた要因だと思います」とたんたんと振り返っていた。

 今秋の関東大会は地元神奈川で開催されるため、神奈川大会1位の横浜はスーパーシード(2回戦からの登場)となる。1つ勝てば4強入りのため、来春のセンバツ大会が確実となるが、「スーパーシードというよりは、『関東制覇』という強い気持ちを持って挑みたいと思います」と選手の奮起を促していた。

<試合スコア>

東海大相模 000 002 000=2

横浜    120 001 01×=5