24日から始まった文部科学大臣杯第76回全日本大学準硬式野球選手権大会(以下、全日大会)。25日は2回戦8試合が行われ、名城大や九州産業大がベスト8入りを果たした。

3試合が行われたさがみどりの森県営野球場では、第1試合で同志社大が九州共立大に勝利。初回の5得点で逃げ切った。続く第2試合では法政大と早稲田大による東京六大学決戦。2回戦屈指の好カードは、法政大に軍配が上がった。

同点で迎えた6回、3番・関宮 楓馬外野手(4年=静岡出身)のスクイズで勝ち越すと、リリーフ登板の藤中壮太投手(4年=鳴門出身)の好投で守り切って準々決勝進出となった。

名城大と関西大の一戦は、1対2の3回に名城大が4番・清水 友睦外野手(2年=愛産大三河出身)のホームランなどで勝ち越すと、主導権を渡すことなく、逃げ切った。

その他、3試合が行われた、ひぜしんスタジアムでは中京大が12得点で快勝。また、愛知大、中央大が勝利。2試合のみだったみゆき球場では、九州産業大が8得点でベスト8進出。さらに明治大も5対2で東北学院大に勝利した。

26日は準々決勝4試合を予定。注目は中京大と愛知大の東海勢対決。中京大は東海選手権で優勝。愛知大は代表決定戦を通じて、今大会出場を決めているが、リーグ戦での対戦では、中京大に軍配が上がっている。果たして今回はどうなるのか。