24日から開幕している文部科学大臣杯第76回全日本選手権大会。26日は準々決勝が行われ、ベスト4に進出するチームが出揃った。
さがみどりの森球場では、第1試合に法政大が名城大に延長タイブレークの末に勝利。一時は名城大に4点差まで付けられる苦しい試合展開だったが、6回に集中打で一気に追いつくと、延長10回に6番・城田悠晴内野手(1年=鳴門出身)のサヨナラ打でベスト4進出を決めた。
第2試合は、九州産業大が明治大に2対1で勝利。先発した椋木翔太投手(4年=星琳出身)が9回1失点完投でベスト4に導いた。
もう1会場のひぜしんスタジアムでは、愛知大が中京大との東海勢対決を延長10回タイブレークの末に勝利。4対4の10回、3番・岩田 涼外野手(4年=県岐阜商出身)の一打で勝ち越して、中京大を下した。
もう1試合は中央大が2対0で同志社大に勝利。3投手の継投で同志社大打線を封じ、ベスト4入りを果たした。
準決勝は27日に行われる。第1試合は、関東選手権王者・中央大が今大会勢いに乗る愛知大を迎え撃つ。2試合目は、全試合1点差で競り勝つ粘り強さが光る法政大と、九州選手権王者・九州産業大が対戦する。2試合とも熱戦が期待される。
<26日の結果>
愛知大5-4中京大
法政大7-6名城大
九州産業大2-1 明治大
中央大2-0同志社大
<27日の試合>
中央大-愛知大
法政大-九州産業大