24日から開幕している文部科学大臣杯第76回全日本選手権大会。27日は準決勝が行われ、中央大と九州産業大が勝利。決勝戦に駒を進めた。
第1試合では中央大と愛知大が激突。1対1で迎えた5回、中央大が先頭の3番・功刀 史也内野手(4年=山梨学院出身)、4番・佐竹 秀也外野手(4年=県岐阜商出身)の連打で無死1、2塁のチャンスを作る。ここで6番・岩井 大和内野手(3年=東海大菅生出身)の適時打などで一挙3得点。4対1とリードを広げた。
6回にも中押しの3点を加えて7対1とした中央大。愛知大も反撃に出たが、中央大の投手陣が封じ、決勝進出を果たした。
2試合目は法政大と九州産業大が対戦。試合は4回までで5対5と両チーム打線が奮起する試合展開。そんななか5回、九州産業大は無死満塁のチャンスを作り、8番・柴田琉希外野手(3年=筑陽学園出身)と、9番・上津原崇瑠内野手(2年=筑陽学園出身)の適時打で勝ち越しに成功。7対5で九州産業大が法政大を下して、決勝進出を果たした。
決勝は中央大と九州産業大の組み合わせ。中央大は3月の関東選手権で優勝して今大会出場。関東王者として勝ち上がり、2016年以来の優勝に王手をかけた。
対する九州産業大は5月に開催された九州選手権で優勝を飾って今大会出場。地元の応援を受けて、九州王者として勝ち進んできた。2002年以来となる優勝まであと一歩となった。
関東王者と九州王者、各地区の看板を背負った王者同士の一戦は、28日に開催される。
<27日の結果>
中央大7-1愛知大
九州産業大7-5法政大
<28日の試合>
中央大-九州産業大