24日から開幕している文部科学大臣杯第76回全日本選手権大会。28日は決勝戦が行われ、中央大が2対1で九州産業大を下して、悲願の全国制覇を成し遂げた。
試合は5回終わって1対1の息詰まる投手戦。後半勝負になったところで迎えた6回、中央大が一死1、2塁のチャンスを作ったところで、5番・山口剛大内野手(2年=大崎出身)のライトへの適時打で勝ち越しに成功。2対1と中央大が一歩前に出た。
このリードを中央大2番手・大山北斗投手(3年=興南出身)が死守。九州産業大に9回、一死3塁のピンチを作られたが、最後はショートゴロでゲームセット。中央大が歓喜の輪を作った。
中央大は3月に開催された関東選手権で優勝を飾って今大会出場。2016年以来となる13回目の全国制覇となった。
一方、敗れた九州産業大は地元・九州で大応援の力を借りて、2002年以来3回目の全国制覇を狙ったが、あと1点が遠かった。
<28日の結果>
中央大2-1九州産業大