<第106回全国高校野球選手権大会:東海大相模8ー1広陵>◇16日◇3回戦◇甲子園
東海大相模の三塁手・日賀 琉斗内野手の守備が勝利を呼び込んだ。
広陵戦では5度の守備機会でノーエラー。しかもいずれも際どい打球で、いずれも処理が難しい打球だった。この守備にSNS上では「上手すぎる」という声が相次いだ。
浦添ボーイズ時代はジャイアンツカップに出場するなど、中学硬式屈指の遊撃手として全国の強豪校から誘われる存在だった。
原俊介監督の熱い誘いを受け、東海大相模入学を決めた。遊撃手よりも打球が速い三塁手に転向し、打球の待ち方、球際の強さ、バウンドの合わせ方を学び、好守備を披露。そして遊撃手の才田 和空内野手(3年)と連係を取りながら、多くのアウトを演出してきた。エースの藤田 琉生投手(3年)は「相模の守備陣は上手いですが、その中でも日賀、才田は最も上手いですし、2人のもとへ打球が飛べば安心ですね」と信頼を寄せる。
準々決勝以降でも自慢の守備で投手を盛り立てる。