名前の由来は「祖父が西武ファン」

――八木監督など先生たちから受けた印象的な指導はありますか?

 基本が大切だというのを学ばせていただきました。すぐ自分は応用に行ってしまうので。初心に戻ってイチからやり直すことを繰り返して、球速も上がってきたなと思います。

――自分の中で自信を持ってるのは、投手と打者、どっちですか?

 自信はどちらもあります。打者として指名されてもプロに行きます。

――どちらでプロに行きたいという希望はありますか?

 メインは投手だと思うので、そこに打者がついてくれたらいいかなと思います。

――投球練習を見ると、真っすぐももちろん良かったですけれども、カーブが変化球では得意なのかなと思いました。

 緩急をつけたいなという時にカーブがあったので覚えました。でも、夏の大会ではあまり投げられなかった。スライダー 1本になってしまって。そこで打たれた部分がありました。

――夏に投げられなかったのはカーブの調子が悪かったということですか?

 そうですね。元々はまっすぐとカーブを投げていたんですが。

――夏の大会は、状態はあまり良くなかったんですか?

 数字としても波がありました。バランスの調整などをもう少ししっかりできたら良かったのかなと思います。

――いつからプロの世界を意識し始めましたか?

 本格的にプロに行こうと思ったのは高校2年生の秋ぐらいからです。イメージとしては小さい頃からあったんですけれど、遠い存在だなと思っていたので、そこで少しでも近づけることができるように頑張っていました。

――逆にそこでプロに行きたい思いを持ったからこそ、大きく成長することができたのでしょうか?

 そこに繋がった部分はありますかね。秋に負けて、冬のトレーニングで成長できて、春に数字が出て……という流れでした。大きな結果が出せたなと思います。

――今高校野球が終わってプロに向けてトレーニングを積んでいると思いますけど、今の心境を教えてください。

 ケガしないことがベストだと思うので、そこを気をつけてトレーニングをやっています。食生活だったり、ハードなトレーニングだったり、もう一回イチから意識しながらやっていけたらなと思います。

――地元にはソフトバンクホークスがあります。名前が「れお」ですから西武が向いてるなどの声もあがっていますが、球団へのこだわりはありますか?

 本当に選ばれればどこでもいいなと思っています。こだわりは全くないです。実は祖父が西鉄ライオンズのファンだったので、それでレオという名前になったんです。

――どんなプロ野球選手になりたいと思いますか?

 ずっと大谷選手のような存在にはなりたいなと思っていました。なれるかどうかは自分次第だと思うので、イチから練習し目指していけたらと思います。