高校野球では夏の甲子園が終了したばかりだが、すでに来年春のセンバツ出場に向け、全国で新チームの戦いがスタートしている。

 例年、激戦が繰り広げられる都道府県の1つ、愛知県では秋季県大会に向けた各地区大会が終了し、県大会出場校が決定した。春夏通じて48度の甲子園出場の実績を誇る東邦が県大会出場を逃し、センバツが絶望的となった波乱もあり、今年はさらなる激戦が予想される。

 9月3日の抽選を経て、秋季県大会は9月7日に開幕する。今年のシードは例年通りなら、中京大中京名古屋たちばな享栄名城大附(名古屋地区)、豊川豊橋中央(東三河地区)、杜若三好(西三河地区)、知多翔洋日本福祉大付(知多地区)、愛知啓成(尾張地区)の12校。

 来年のセンバツ選考の重要参考資料となる秋季東海大会(10月8日抽選、静岡)は10月19日に開幕する。愛知からの出場枠は3。県大会出場49校の熱い戦いに注目される。

 県大会出場を決めた49校は以下の通り。(◎はシード)

<名古屋17校>

中京大中京

名古屋たちばな

享栄

名城大附

中部大一

至学館

高蔵寺

愛知

天白

菊華

大同大大同

千種

向陽

栄徳

名古屋

中部大春日丘

愛工大名電

<東三河6校>

豊川

豊橋中央

渥美農

桜丘

時習館

成章

<西三河11校>

杜若

三好

西尾東

刈谷

豊田大谷

刈谷工科

西尾

安城

愛知産大三河

岡崎北

安城学園

<知多5校>

知多翔洋

日本福祉大付

大府

横須賀

阿久比

<尾張10校>

愛知啓成

一宮南

修文学院

津島

小牧

西春

大成

清林館

誠信