24日、9月2日から8日まで台湾(台北・桃園)で開催される「第13回 BFA U-18アジア選手権」に出場するU-18代表の国内合宿が関西圏内のグラウンドでスタートした。
14時にグランドに登場した選手たちは、アップ、キャッチボール、シートノック、フリー打撃と一連のメニューをこなした。
練習を終えて、小倉 全由代表監督は「今日、1日集まってもらって選手たちはみんなが気合いが入っていた。みんな一生懸命やっていました」
大会開幕は9月2日。小倉監督は選手たちに次のように求めている。
「日の丸を背負うわけですから、恥ずかしくない野球をやろうと。みんな違う学校でそれぞれ違う教えはあると思いますが、どんな野球をやっても、アウトは3アウトまでというルールで、一塁までの塁間の距離も一緒です。勝つための共通点はあるわけですから、ここで集まった仲間で、いい仲間だったといわれるようなチームにしていこうと話をしました」
良いチームを目指すために小倉監督は選手たちに積極的に会話をしたり、ティー打撃で指導をする姿が見られた。
「三高(日大三)の時からグラウンドで、選手と近い距離でやってきました。これで選手の距離を縮めてきたので、三高でやってきたことをやりたいと思います」
代表チームの主将は間木 歩投手(報徳学園)に決まった。投手の主将就任は異例だが、小倉監督は高校日本代表の強化合宿の練習でも間木に主将を任せており、信頼は厚い。
そして箱山 遥人捕手(健大高崎)、宇野 真仁朗内野手(早稲田実業)が副将としてチームを支える。今後も練習を重ね、団結を深めていく。