190センチ以上の大型右腕3人をリストアップ!将来像は…?
25位 谷村 剛内野手(和歌山東)
177センチ79キロ 右投げ左打ち
長打力:B
巧打力:A
守備力:B
走力:B
将来性:B
指名予想:下位
将来像:高橋周平(中日)
懐が大きく、ゆったりとした構えから広角に長打が打てる左打者。ボールの見方がよく、動作に遊びがあるので、コンタクト力が非常に高い。プロの世界でも本塁打を量産できそうなミート力、パワーを兼ね備える。脚力も高く、バランスが取れている。打撃面では同期よりも早く存在感を示しそうだ。
24位 有馬 恵叶投手(聖カタリナ)
191センチ78キロ 右投げ右打ち
直球の威力:B
変化球:B
フォーム:B
制球力:B
将来性:A
指名予想:下位
将来像:大津 亮介(ソフトバンク)
夏前は140キロ弱、愛媛大会決勝で143キロ、夏の甲子園で最速146キロと、一気にスピードアップに成功した本格派右腕である。130キロ近いスライダー、フォークのコンビネーションも抜群で、走者を出してもバタバタしなかった。投球フォームのバランスもよく、勝負の夏に急成長を示したのは◎。指名圏内に飛び込んできた。
23位 山口 廉王投手(仙台育英)
193センチ95キロ 右投げ右打ち
直球の威力:A
変化球:C
投球フォーム:B
制球力:B
将来性:A
指名予想:下位
将来像:杉山一樹(ソフトバンク)
この1年で浮上してきた151キロ右腕。だいぶ粘り強くなった投球を見せるようになったが、ストレートのコントロール、変化球の精度、コントロールはまだ発展途上で、ミート力が高い打線と戦うとまだばたついてしまうところがある。経験不足は否めかったが、体作り、フォーム固め、多くの実戦経験など、育成が上手くいけばプロでも剛腕として活躍できるだろう。長い目で見て、育てていきたい。
22位 昆野 太晴投手(白鴎大足利)
180センチ86キロ 右投げ右打ち
直球の威力:A
変化球:B
投球フォーム:B
制球力:B
将来性:B
指名予想:下位
将来像:則本 昂大(楽天)
春の関東大会で最速152キロを計測し、切れのあるスライダー、チェンジアップを投げ分けた。投球の完成度はピカイチのものがあった。ただ夏は疲労もあったのか、春と比べるとややピッチングの精度が落ちてしまった。初戦、しかも接戦の場面で登板し、力を出しきれなかった。チームは敗戦。調子が上がりきらずに大会を終えてしまった。春の時点で高く評価している球団ならば、本指名の評価をするのではないか。
21位 菊地 ハルン投手(千葉学芸)
200センチ110キロ 右投げ右打ち
直球の威力:A
変化球:B
投球フォーム:B
制球力:B
将来性:A
指名予想:下位
将来像:有原航平(日本ハム)
3年夏にピークを合わせることを標準に置いて取り組んできた200センチの大型右腕。しっかりとその夏に成長した投球を見せてくれた。常時140キロ台前半の速球、カーブ、スライダー、フォークを操り、投球の幅は広がった。牽制技術、クイックも鍛えられてきた。長身投手としては器用な投球ができるタイプである。夏以降の練習からも成長を見せており、スカウトはその点も高く評価するだろう。