2024年の秋季北海道高校野球大会は23日、準決勝が行われ、東海大札幌北海が決勝に進んだ。来年春のセンバツ出場枠は1。

 東海大札幌は5対2で札幌日大を下した。初回に1死満塁から太田 勝心外野手(2年)の中越え3点適時三塁打などで一気に4点を先制。2点を返された直後の6回裏には1点を奪って再び突き放した。昨年に続き2年連続での決勝進出を果たした。

 北海は6対2で駒大苫小牧を下して、大会連覇に王手をかけた。初回に1点を先制されたが、3回に2点を奪って逆転すると、2対1で迎えた8回に4点を奪って勝負をつけた。駒大苫小牧は最後まで粘りを見せたが、2018年以来、7年ぶりのセンバツ出場は厳しくなった。

 昨年と同じ顔合わせとなった決勝は24日に予定されている。東海大札幌は2015年以来、10年ぶり7度目、北海は2年連続15度目のセンバツ出場を狙って大一番に挑む。