<第77◇回秋季関東地区高等学校野球大会:東農大二-帝京三> 26日◇ 1回戦◇ 等々力球場

 東農大二が初戦突破を決めた。群馬県勢では、健大高崎以外では21年秋の桐生第一以来の勝利となった。

 帝京三が3連打で東農大二の好投手・山田 琉聖(2年)から3点を先制したが、東農大二も反撃に成功し、1回裏、2 番荒井 奏遼内野手(2年)の適時二塁打を返し、さらに犠飛で2対3と1点差に迫り、3回裏にはスクイズで同点。4回裏には山田の適時打と敵失で2点を勝ち越すと、5回裏には9 番山口 蒼生外野手(2年)の左越え適時二塁打で7対3とした。

 6回裏にも3点を追加して、10対3とした。

 プロ注目右腕・山田 琉聖投手(2年)は最速143キロの速球、切れ味鋭いスライダーを武器に9奪三振。7四球を許しながらも、3失点完投勝利を収め、7回コールド勝ちとなった。

 山田は「力が入りすぎしまいました」と反省。次の相手はスーパーシード・横浜だ。

「しっかりと修正して臨みたい」と意気込んだ。

<試合スコア>

帝京三  300 000 0 =3
東農大二 201 223 ✕ =10

帝京三:木口、小林、小田、押-舩脊
東農大二:山田-岡田