来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年秋季関東地区高校野球大会(神奈川)は29日、準々決勝2試合が行われ、4強が出揃った。

 健大高崎(群馬)が7回コールドの10対3で、佐野日大(栃木)を破り、3年連続8度目のセンバツに大きく前進した。2回に2点を先制。その裏に3失点して逆転を許したが、3回に3点を奪い返して逆転に成功。6回、7回と得点を重ねて、14安打10得点のコールド勝ちに持ち込んだ。センバツ出場となれば、昨年に続く連覇を狙うことになる。

 千葉黎明(千葉)が、4年連続のセンバツを目指す山梨学院(山梨)を5対2で破って4強入り。春夏通じて初の甲子園となるセンバツが有力となった。初回に2点を先制。3回に2点を追加すると、6回にも1点を追加して逃げ切った。

 11月2日に準決勝の横浜(神奈川)-浦和実(埼玉)、健大高崎千葉黎明が予定されている。