<秋季関東地区高校野球大会:千葉黎明 5-2 山梨学院>◇29日◇準々決勝◇サーティーフォー保土ヶ谷球場

 千葉黎明(千葉)が山梨学院(山梨)を下し、来春のセンバツ大会出場の当確ランプを灯した。

 千葉大会から見せてきた継投がこの日も奏功した。先発の飯高 聖也投手(1年)持ち前の制球力とテンポの良さで4回途中1失点。その後も中野 大地監督が「千葉大会から継投で繋いできたので、落ち着いて準備できた」と話すように、2番手の米良 康太投手(2年)が好リリーフを見せ、最後は8回から登板の岩下 竜典投手(1年)が2回無失点に抑えて勝利を手繰りよせた。

 同校初の甲子園が近づき、主将の山本 大我内野手(2年)は、「自分は行ったことがないですけど、先輩方から『素晴らしいところ』と聞いているので楽しみです」と聖地でのプレーに想いを膨らませている。21世紀枠の推薦校にも選出されていたが、チームは「勝って甲子園に行く」と口を揃えていた。まさに有言実行となり、試合後は選手達の笑顔も絶えなかった。

<試合スコア>

千葉黎明 202 001 000=5
山梨学院 001 010 000=2