29日、秋季関東大会準々決勝に臨んだ千葉黎明が山梨学院に5対2で勝利し、来春のセンバツ出場へ大きく前進した。千葉県の高校野球にとっても大きな1勝だった。
千葉黎明の初出場が決定すれば、2018年センバツの中央学院以来、7年ぶりの初出場校の誕生だ。千葉県勢は5年連続センバツ出場となり、安定して代表校を送り込んでいる。これまで千葉県は24校が甲子園に出場しているが、千葉黎明が出場となれば25校目となる。
千葉黎明は県北東部の八街市に所在する私立校で、同市から甲子園に出場した学校はない。八街市は落花生の生産量が日本一を誇る。
主なOBは千葉 汐凱投手(明治大)、伊東 賢生投手(専修大)、辻井 佑弥内野手(徳島インディゴソックス)がいる。
2日に予定されている準決勝では昨年のセンバツ優勝の健大高崎と対戦する。