広島4年目右腕・小林 樹斗投手(智弁和歌山)が戦力外となった。智弁和歌山時代は2年春夏に甲子園出場を果たし、140キロ後半の速球を投げ込み、大きく注目を浴びた。最速152キロを誇る剛腕として、20年世代では高橋 宏斗投手(中京大中京-中日)に次ぐ評価を受け、この年のドラフトでは広島から4位指名。
1年目は二軍で8試合に登板し、30回を投げ、防御率3.30の好成績。一軍昇格を果たし、21年の11月1日のヤクルト戦でプロ初先発し、4回途中まで投げて6失点、6奪三振だった。当時は将来のエース候補として期待されたが、そこからは怪我に苦しみ、今年は二軍18試合で防御率5.30だった。フェニックスリーグ最終戦となった28日の西武戦に登板しており、1回無失点だった。