ソフトバンクの3年目・仲田 慶介内野手(福岡大大濠)が戦力外となった。

 福岡大大濠時代は元DeNAの三浦 銀二投手、西武の古賀 悠斗捕手と同期で、2017年選抜では控え内野手として出場した。福岡大では俊足強肩の外野手へ成長し、徳島インディゴソックスを経由してプロ入りした井上 絢登外野手(久留米商)とともに21年の大学選手権では1番センターとして、ベスト4入りに貢献した。同年のドラフトでは、育成14位指名。全体で128番目と最下位指名でプロ入りの夢を叶えた。

 二軍で下積みを続け、3月19日に支配下登録が決定した。今季は一軍で24試合に出場して、14打数3安打、打率.212を記録。二軍戦では24試合で打率.403、1本塁打、11打点、OPS.985と二軍では敵なしの成績だ。仲田は抜群の強肩を誇り、内外野を守ることができる。

 球団は育成枠打診しているが、本人は他球団の支配下契約のオファーを待っているという。伸びしろのある25歳野手を獲得する球団は現れるのか注目だ。