ソフトバンクの左腕・三浦 瑞樹投手(盛岡大付-東北福祉大)が戦力外となった。育成枠を打診しているという。
三浦は盛岡大付時代、細身ながら140キロ近い速球を投げる投手として、2年夏に初の甲子園出場。3年春夏はベスト8に導く快投を見せた。
東北福祉大でもエースとして活躍して、通算11勝、2度の大学日本代表にも選出された。21年のドラフトでは、育成4位指名を受けた。地道に努力を続け、3年目となった今年は支配下登録を実現した。8月12日の楽天戦でプロ初登板を果たし、1回無失点のデビューするなど、一軍5試合で防御率0.00の好成績を残していた。二軍戦では15試合中、14試合に先発して、3勝3敗、95.2回を投げて、防御率1.60だった。
常時140キロ中盤の速球、スライダー、チェンジアップを操る好左腕であり、中継ぎ、先発も器用にこなす。他球団の戦力外となった投手の中では人気となりそうだ。