15年広島ドラフト1位の岡田 明丈投手(大商大高)の戦力外が決まった。大商大高では無名の投手だったが、大阪商業大ではメキメキと力をつけて、最速153キロを誇る右腕として、15年の春秋のリーグ戦では6勝をあげ、大学選手権に出場した。
広島から1位指名を受け、1年目は4勝、2年目は12勝をマークし、優勝に貢献したが、3年目の2018年は26試合を投げて、8勝、防御率5.09と下降気味。そして2019年の4試合登板を最後に一軍登板はなかった。育成選手としてスタートした今季は春先から常時140キロ後半の速球を投げ込んで、支配下登録に復帰したが、一軍昇格は叶わなかった。
岡田を最後に当時のドラフト指名選手は全員退団。現役は昨年、FAでオリックスに移籍した西川 龍馬外野手(敦賀気比)のみである。西川は当時、5位指名だった。
【2015年の広島ドラフト指名選手】
1位 岡田 明丈投手(大商大-大阪商業大)
2位 横山 弘樹投手(宮崎日大-桐蔭横浜大-NTT東日本)
3位 高橋 樹也投手(花巻東)
4位 船越 涼太捕手(市柏-王子)
5位 西川 龍馬内野手(敦賀気比-王子)
6位 仲尾次 オスカル投手(カントリーキッズ-白鴎大-Honda)
7位 青木 陸内野手(山形中央)