ヤクルトに21年ドラフト1位で入団した山下 輝投手(木更津総合-法政大)の背番号が15から49に変更になった。木更津総合時代はエースとして17年夏の甲子園に出場。さらにU-18代表にも選出された。法政大では1年生の時にトミー・ジョン手術を経験するも、大学4年シーズンから主力投手へ成長し、最速151キロの速球を投げ込む大型左腕として評価され、ドラ1を勝ち取った。

 一軍登板は1年目のみで、2試合を投げて、1勝1敗、防御率1.46だった。今シーズンは19試合で防御率5.89、3勝5敗に終わった。二軍戦の登板を見ると、ストレートは常時140キロ台中盤で、最速145キロほどと、突出した球威、球速がない。

 来年もこのままだと支配下登録も危ぶまれる。まずは常時140キロ台後半の速球を投げられる状態まで改善することが求められる。