10月24日にドラフト会議が行われ、支配下ドラフトでは12球団合計で123人(支配下69人、育成54人)が指名を受けた。その123人は高校時代に春夏の甲子園に出場していたのだろうか。球団ごとに振り返ってみたい。
9月に大失速し4位に終わった広島は支配下5名、育成3名の合計8名を指名した。そのなかで春・夏の甲子園に出場したのは育成2位の竹下 海斗(敦賀気比出身)1人だけしかいない。1位の佐々木 泰(県岐阜商出身/青山学院大)は甲子園への出場経験こそないものの、コロナ禍で行われた甲子園交流試合には出場した。
竹下は1年夏、2年春、3年春と3回の甲子園出場経験がある。1年夏は中継ぎで3試合に登板。2年春、3年春はいずれも先発として1試合に登板している。2年時は大阪桐蔭高相手に6回2失点と好投するも敗戦投手となり、3年時も明豊高相手に8回まで無失点投球をしながら9回に1点を失いサヨナラ負けを喫した。
佐々木は3年生だった2020年の夏に行われた甲子園交流試合に出場。「3番・サード」で出場しホームランを含む2安打を放った。また育成3位の安竹 俊喜(静岡出身/静岡大)は、3年夏にチームが甲子園出場を果たしたものの出場はなかった。
<広島のドラフト指名選手>
※◎は甲子園出場経験あり
※△は甲子園交流試合出場経験あり
<支配下>
2位:佐藤 柳之介(投手/東陵高→富士大)
3位:岡本 駿(投手/徳島・城南高→甲南大)
4位:渡邉 悠斗(内野手/堀越高→富士大)
<育成>
1位:小船 翼(投手/知徳高)
3位:安竹 俊喜(捕手/静岡高→静岡大)