今年戦力外となった日本ハム・柿木 蓮投手(大阪桐蔭)がプロ野球12球団トライアウトに登板した。2018年夏の甲子園優勝投手の登板に、柿木の名前が告げられるとスタンドから大きな拍手が送られた。
巨人の菊田 拡和内野手(常総学院)を空振り三振、中日・三好 大倫外野手(三本松)は左飛に打ち取った。最速142キロのストレートと120キロ台中盤のフォークのコンビネーションが光り、二者凡退だった。マウンドを降りて柿木は「シーズンからやってきたストライク先行の投球はできました。悔いがないように準備は出来たと思います。ただストレートの球速はもう少し出したかったです」と振り返った。
トライアウトの独特の雰囲気には「シーズン中よりも緊張したと思います」とコメント。今後に向けて「野球ができるところがあれば」と語った。