元ロッテ・島 孝明投手(東海大市原望洋)が14日の12球団合同トライアウトに参加。参加投手の最後に登板した。いきなりストレートは148キロをマーク。その後も140キロ台後半の速球を連発した。広島・曽根 海成内野手(京都国際)には四球を出し、ヤクルト・西田 明央捕手(北照)には右前安打を打たれたが、最速151キロを計測。ストレートの最遅が148キロ、150キロを何度もマークした。
引退してから5年のブランクがあるにも関わらず、剛速球を投げ込み、スタンドから大きな拍手が送られた。引退してから国学院大、そして今年は慶応義塾大に通う学生でもある島。
「大学では動作解析をやってきたのでその甲斐がありました。また体を休めて元気だったのも大きいと思います」と笑った。
それでも練習では145キロほどしか出すことができなかったという。かつての本拠地・ZOZOマリンスタジアムとロッテファンの声援が島の潜在能力を呼び起こした。