DeNAから戦力外を受けていた大田 泰示外野手(東海大相模)の、現役引退が報じられた。
大田は東海大相模時代に高校通算65本塁打を記録し、2008年にドラフト1位で巨人から指名を受けた。右の強打者として期待されたが、レギュラー定着とはならず16年オフにトレードで日ハムに移籍。翌17年にキャリアハイとなる118試合で打率.258、15本塁打を記録するなど、新天地でその才能を開花させた。
移籍後から4年連続で2桁本塁打を放ったが、21年オフに自由契約となりDeNAへ。高校時代に慣れ親しんだ神奈川で3年間汗を流したが、今季は出場無くユニフォームを脱ぐ決断を下した。
日本ハムから自由契約を受けた時には、秋吉 亮投手(足立新田―中央学院大―パナソニック)と西川 遥輝外野手(智弁和歌山=現・ヤクルト)とともにノンテンダー移籍として話題となった。秋吉は昨年オフにベイサイドリーグの千葉スカイセラーズから自由契約を受けており、現役選手は西川のみとなっている。