阪神の左サイド・岩田 将貴投手(九産大九州)がDeNA移籍が決まった。今年は二軍46試合で防御率2.11の好成績を残していた。

 左の速球派投手が多い阪神ではなかなか立ち位置が上がらず、一軍登板もなかったが、DeNAではチャンスは大きくありそうだ。今季、左の中継ぎの最多登板は坂本 裕哉投手(福岡大大濠)の48試合登板。それ以外に続く左投手は今季7試合登板で、防御率0.00のディアスや、来季から中継ぎに転向する濱口 遥大投手(三養基)ぐらいで、彼らと争う状況になる。近年、DeNAは左のサイドの投手がなかなかいなかったので、左殺しの投手として重宝される存在になるかもしれない。