第55回明治神宮野球大会(神宮)の高校の部は22日、準々決勝2試合が予定されている。ベスト4の残り2枠は、どのチームが射止めるのか。

【準々決勝】

二松学舎大付(東京)-東洋大姫路(近畿・兵庫)

東海大札幌(北海道)-広島商(中国・広島)

初戦で聖光学院(東北・福島)にコールド勝ちで圧勝スタートを切った東洋大姫路と、初戦を迎える二松学舎大付の対戦。初戦で7回無失点の好投を演じた東洋大姫路のプロ注目右腕・阪下 漣投手(2年)と、激戦区・東京で全試合6得点以上を奪って勝ち上がった二松学舎大付打線の対戦が勝敗のカギを握りそう。二松学舎大付には、本塁打をマークしている入山 唯斗内野手(2年)を含めて、4選手が東京都大会で打率4割をマークした。阪下が強打者をどう攻めるのか。最初の打席が注目される。

東海大札幌は初戦(大垣日大戦)で3投手のリレーで完封勝利を挙げた。大会初戦を迎える広島商も、中国大会は2投手の活躍で勝ち上がってきた。両チームともに投手陣が安定しているだけに、1点を争う攻防が繰り広げられそうだ。