第55回明治神宮野球大会(神宮)は21日、大学の部で1回戦1試合と準々決勝1試合が行われた。
1回戦では環太平洋大(中国・四国3連盟、中国地区)が3対0で名城大(北陸・東海3連盟、愛知)を破った。3回に2点を先制すると3回にも1点を追加。投げては4投手のリレーで相手打線に12安打を許しながらも「完封」。3年連続初戦突破に貢献した。
今ドラフトで楽天2位指名を受けた左腕・徳山 一翔投手(4年=鳴門渦潮)が3番手で登板。4イニングを5奪三振無失点に抑えて存在感を見せつけた。
準々決勝では天理大(関西5連第1・阪神)が2対1の逆転で札幌大(北海道2連・札幌学生)に競り勝って4強一番乗りを果たした。1回に犠飛で1点を先制されたが、5回に連続犠飛で逆転に成功。明治神宮大会でうれしい初勝利を手にした。
22日は準々決勝2試合が予定されている。