23日、第2回三重県・愛知県ピックアップチーム交流試合2試合が行われた。
近大高専の147キロ右腕・武内 義樹投手は、第1試合の9回表に登板し、最速147キロ・平均球速141.75キロと前評判通りの速球を見せた。「直球で勝負できると思って」と投げた変化球は1球だけだった。
河南シニア出身の武内は指導者の薦めで近大高専に進学した。ウエイトトレーニングを中心に取り組み、15キロ以上も球速アップした。スピード面で注目を集めるが、「いずれは150キロを投げたいと思っていますが、自分は勝てる投手になりたい。だから総合的にレベルアップしたい」と投球術のレベルアップを誓った。