第55回明治神宮野球大会(神宮)の高校の部は25日に決勝が予定されている。今年は横浜(関東・神奈川)と広島商(中国・広島)の対決。

初出場初優勝を狙う広島商は2試合を戦って16安打14得点。準決勝ではタイブレークの激戦を制して決勝に駒を進めた。

準決勝のスタメンと今大会の打率は以下の通り。

(一)小田 健登.333(3)

(二)西村 銀士.250

(中)★三田 桂慎.250(3)

(左)★名越 貴徳.250(1)

(右)菅 太一.600(2)

(捕)片岡 亮祐.250(1)

(三)正田 亮祐.111(1)

(投)大宗 和響.000

(遊)★中本 拓志.000

(カッコ内は打点、★は1年生)

3、4番に座る1年生2人で4打点と好調を維持。1番の小田もチャンスメーク役でもあり、得点源にもなっている。

5打数3安打の打率.600の管は、初戦途中出場で2打数2安打と結果を出し、準決勝でも安打を放って好調をアピール。1年生2人の後ろに控えるだけに、決勝でもキーマンになる可能性はある。

横浜には「スーパー1年生」こと、織田 翔希投手(1年)がいる。広島商の中軸を担う1年生の三田、名越の右打者2人が同級生対決で結果を残すことができるか。

投手陣は2試合ともに2人のリレーで勝ち抜いた。

大宗 和響 11回10奪三振、防御率1.64

徳永 啓人 9回11奪三振 防御率0.00

決勝は徳永の先発が予想されるが、今大会無失点の好投を続ける左腕の出来が勝敗を分けるかもしれない。