巨人が4年ぶり39回目の優勝を果たした今年のセ・リーグ。ポストシーズンではDeNAベイスターズがセ・リーグ3位からの下剋上優勝を達成して幕を閉じた。
高校野球ドットコムでは、11月12日からX(旧:Twitter)にて、「2024シーズンセ・リーグの新人王」に関するアンケートを実施。今回は、野球ファンの声を基にセ・リーグの新人王について聞いた。
3位 広島・黒原 拓未投手 7%
3位には広島の黒原 拓未投手(智弁和歌山―関西学院大)がランクイン。今季は初登板なったDeNA戦で死球を与え危険退場という幸先悪いスタートとなった。だが、3戦目から11戦目にかけては無失点に抑え、今季は53試合に登板し防御率2.11とチームに欠かせない存在の一人となった。
2位 その他 12%
2位には、その他に多くの票が集まった。アンケートでは、全112試合に出場した中日の田中 幹也内野手(東海大菅生―亜細亜大)やDeNAのドラフト1位・度会 隆輝外野手(横浜―ENEOS)などが好成績を残している。田中選手は8月のDeNA戦にて、1-7で点差が大きく開く中、7回にセンター前タイムリーヒットで2点を返すなど、6点差の逆転勝利に貢献。度会選手は75試合に出場し3本のホームラン、24打点をマークした。
1位 巨人・船迫 大雅投手 75%
第1位には巨人の船迫 大雅投手(聖光学院―東日本国際大―西濃運輸)がランクイン。入団2年目の今年は、投手陣でチーム唯一の全試合ベンチ入りを果たした。夏場には防御率5.68と打たれる場面が多く見られたが、シーズンを通して防御率2.37と巨人の39度目の優勝に貢献した。ファンからも「タイトルを受賞するのにふさわしい活躍だった」という声があがり、新人王に期待がかかる選手である。
文章=高校野球ドットコムインターン生・八巻 一紗