今年の大学野球は青山学院大が大学選手権、明治神宮大会を制した。個人で見ると、明治大・宗山 塁内野手(広陵)、関西大・金丸 夢斗投手(神港橘)の2人がドラフトの目玉として注目され、宗山は5球団の競合の末、楽天が交渉権を獲得した。金丸は4球団の競合の末、中日が交渉権を獲得した。愛知工業大の剛腕・中村 優斗投手(諫早農)はヤクルトが単独指名した。

 そしてこの2人以上に注目度が高かったのは慶応義塾大の清原 正吾内野手だろう。大打者・清原和博氏の長男で、父譲りの体格、長打力を持ったスラッガーとして注目された。迎えたドラフトでは指名漏れ。多数の独立リーグ球団のオファーがあったものの、断って現役引退を決断した。

 今年は本指名27人、育成9人と36人の大学生が指名された。今年の大学4年生たちの進路を掲載したい。

東京六大学
東都大学野球連盟
その他のリーグの卒業生進路・ドラフト指名選手

東京六大学の進路

1 2 3 4