メジャーリーグのボルチモア・オリオールズは17日、海外FA権利を行使していた巨人の菅野 智之投手(東海大相模ー東海大)と契約合意したことを発表した。総額約20億円の契約を掴み、夢舞台へと挑戦する。

20年にポスティングシステムでの移籍を試みたが、契約せず再び同球団で腕を振った。23年シーズンは4勝8敗と苦しいシーズンを過ごしたが、今季はリーグトップの15勝3敗、防御率1.67でチーム4年ぶりのリーグ優勝に貢献。セ・リーグのMVPに輝くなど、見事な復活を遂げた35歳は、優勝を置き土産に海を渡る。

菅野の母校である東海大相模出身にとっても初のメジャーリーガー誕生となった。現在、小笠原 慎之介投手(東海大相模)もポスティングでの移籍を模索しており、偉大な先輩に続けるのか注目だ。