3年連続最下位に終わった中日は18名が退団となった。功労者の田島慎二投手(中部大一)の引退はあったが、戦力外となった投手は結果を残せなかった若手が多く、また上積みが見られない中堅野手もしっかりと切っており、チームを変える動きが見られる。

 ただ、左腕エースの小笠原慎之介投手(東海大相模)がポスティングでMLB挑戦、絶対的なクローザー・ライデル・マルティネス投手が巨人へ、先発、中継ぎでも実績のある福谷浩司投手(横須賀)と、主力級3投手が相次いで退団となった。

 投手層は薄く、ドラフト、外国人補強をしたとはいえ、この1年でどこまで底上げできるかがテーマになる。

中日退団選手

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