28日の時点で41校の甲子園出場が決定した。ドラフト候補に挙がる3年生の出場に注目が集まるが、怪物2年生右腕トリオの出場は甲子園で話題となりそうだ。
センバツ覇者の健大高崎は春夏連続出場を決めた。石垣元気投手は最速153キロまでスピードアップ。瞬間最速ではなく、何度も153キロを投げており、そのスピードは高校3年生投手よりも上回っている。甲子園で155キロを出したいと宣言した石垣は大台を達成できるか。
大阪桐蔭の森 陽樹投手も本格化してきた。決勝の東海大大阪仰星戦では15奪三振、1失点完投勝利。最速150キロをマークし、自慢の剛速球に加え、ゲームメイク能力も身についてきた。甲子園でも前評判通りの投球を見せれば、大きな話題になるだろう。
東海大相模の最速150キロ右腕・福田 拓翔投手も甲子園デビューが楽しみな投手だ。神奈川大会では常時140キロ後半の速球、130キロ前半のフォーク、スライダーを武器に5回戦の藤嶺藤沢戦で11奪三振、1失点の快投。また、準決勝、決勝でも力投をみせた。この3人の中では最も完成度が高い。
甲子園でも前評判通りの投球を見せることができるか注目だ。