ヤクルトの西田明央捕手(北照)が現役引退を決めた。北照時代は大型右腕・又野 知弥投手(元ヤクルト)とともに注目され、2009年秋の明治神宮大会、10年春夏の甲子園に出場した。北海道を代表する強肩強打の捕手として評価され、10年のドラフトでは3位指名を受けた。20年には7本塁打を放つなど、強打を見せたが、24年は24試合で打率.136に終わり、戦力外通告を受けた。

 11月14日の合同トライアウトでは、3打数2安打2四球と結果を残した。ノックでも盛り上げたり、投手とも積極的にコミュニケーションを取るなど、一緒に参加した選手を盛り立てていた。西田は今後について自身のSNSで指導者を目指して勉強すると語っている。

 トライアウトに参加して引退を正式表明したのはここまで10人となっている。

【トライアウト参加で引退を決めた選手】
日本ハム・柿木 蓮投手(大阪桐蔭
ロッテ・古谷 拓郎投手(習志野
ロッテ・菅野 剛士外野手(東海大相模
楽天・高田 孝一投手(平塚学園
楽天・吉川 雄大投手(広陵
元楽天・菅原 秀投手(福井工大福井
西武・高木 渉外野手(真颯館
DeNA・村川 凪外野手(如水館
広島・新家 颯投手(田辺
ヤクルト・西田 明央捕手(北照