8日、楽天から国内FA権を行使してヤクルトへ移籍した茂木 栄五郎内野手(桐蔭学園早稲田大)の人的補償として、小森 航大郎内野手(宇部工)の獲得が決まった。

 小森は高校通算26発のパンチ力に50m5秒台の脚力でプロスカウトからも注目された。俊足好打の遊撃手として高い評価を受け、2021のドラフトではヤクルトから4位指名を受けた。

 昨年はプロ入り後初の一軍出場を果たすと、2軍でも110試合で打率.252、2本塁打、23打点の成績を収めた。さらには24盗塁を記録し、イースタン・リーグの盗塁王を獲得するなど持ち味を発揮していた。

 楽天の遊撃手は、侍ジャパンに選出された村林 一輝内野手(大塚)、昨年のドラフトで1位指名を受けた宗山 塁内野手(広陵明治大)とレギュラー候補も多い。SNSでは支配下登録が5人と手数な捕手やメジャー挑戦の意欲も示している辰己 涼介外野手(立命館大)の後継者獲得を期待する声があがっていたが、新たなスピードスター候補を補強することとなった。

【編集部が予想したプロテクト選手一覧】

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