12日、法政大の松下 歩叶内野手(4年=桐蔭学園)が主将に就任することが発表された。松下は中学時代に静岡裾野シニア、高校時代は桐蔭学園でプレー。中学・高校のチームメイトだった明治大木本 圭一内野手(4年=桐蔭学園)、国士館大の勝間田 礼琉捕手(4年=桐蔭学園)に続き、3人目となる主将就任となった。

 3選手は静岡裾野シニア時代に、日本リトルシニア日本選手権大会で優勝を経験。木本が最優秀選手、松下と勝間田もベストナインに輝いている。高校も揃って桐蔭学園に進学すると、1年時から試合出場を果たすなど下級生の頃からチームを支えた。最終学年の夏には、初戦で慶応に4対5で敗れ、3年間で甲子園出場は叶わなかった。

 大学は違う道を選んだが、3年時春のリーグ戦で木本が二塁手、松下が三塁手で六大学リーグのベストナインに選出されている。最終学年でチームを率いることとなった3選手の活躍に注目だ。

△ベストナインを同時に受賞した木本(左)と松下(右)