2月1日のキャンプインを目前に控え、全12球団で春季キャンプのメンバーが発表された。24人のルーキーが一軍キャンプに抜擢された中、プロ1年目から活躍が期待されながらも、二軍キャンプスタートとなったルーキーが多くいる。
4球団が競合し、中日に入団した金丸 夢斗投手(神港橘‐関西大)は、大学4年時に腰を痛めていたこともあって、二軍スタートとなった。
ヤクルトでは、一軍キャンプスタートが内定していたドラフト1位ルーキー・中村 優斗投手(諫早農‐愛知工業大)が新人合同自主トレでコンディション不良を訴え、一軍キャンプメンバーを外れた。中村投手は15日に上半身の違和感により、ノースロー調整となったが、21日にキャッチボールを再開。だが、23日に下半身のコンディション不良を訴え、別メニュー調整となっていた。
広島1位指名の佐々木 泰内野手(県岐阜商‐青山学院大)は昨秋の明治神宮大会で左肩を脱臼しており、コンディションを考慮し、二軍キャンプスタートに。
オリックスは1位指名の麦谷 祐介外野手(大崎中央‐富士大)を含め全選手が二軍メンバーに振り分けられている。
その他、巨人2位の浦田 俊輔内野手(長崎・海星‐九州産業大)、楽天2位の徳山 一翔投手(鳴門渦潮‐環太平洋大)らもプロ1年目の春季キャンプは二軍からのスタートになっている。
【一覧】二軍キャンプスタートとなった主なルーキー
巨人:浦田 俊輔内野手(2位)、宮原 駿介投手(5位)
阪神:町田 隼乙捕手(4位)
DeNA:坂口 翔颯投手(6位)
広島:佐々木 泰内野手(1位)
ヤクルト:中村 優斗投手(1位)
中日:金丸 夢斗投手(1位)
ソフトバンク:安徳 駿投手(3位)、岩崎 峻典投手(6位)
日本ハム:浅利 太門投手(3位)、山縣 秀内野手(5位)、山城 航太郎投手(6位)
ロッテ:一條 力真投手(3位)、廣池 康志郎投手(5位)
楽天:徳山 一翔投手(2位)
オリックス:麦谷 祐介外野手(1位)、寺西 成騎投手(2位)、山中 稜真捕手(4位)、東山 玲士投手(5位)、片山 楽生投手(6位)
西武:林 冠臣外野手(4位)