第97回選抜高等学校野球大会の抽選会が毎日新聞大阪本社オーバルホールで開催された。
センバツ連覇を狙う健大高崎の初戦は、明徳義塾に決まった。最速154キロ右腕・石垣 元気投手(3年)を中心とした投手力は強力で、打線は秋6本塁打、チーム打率.390は出場32校でもトップの数字だ。この冬でさらにパワーアップしている。
対戦相手の明徳義塾はかなり強敵だ。昨夏の甲子園を経験したレギュラーが4人残っており、大舞台での経験値は健大高崎に負けていない。大会屈指の技巧派左腕・池崎 安侍朗投手(3年)は昨夏でも好投を見せており、リードする里山 楓馬捕手(2年)は、強肩で、配球も巧みだ。さらに守備も堅く、接戦に強い。また明治神宮大会では、横浜と0対2と完封負けしたが、攻撃手段も多彩で健大高崎投手陣は苦しめられることが予想される。
健大高崎は投打ともに持ち味を発揮できるか。