JABA東京スポニチ大会で注目の新人が躍動している。明治神宮球場で行われた第1試合では、ENEOSが登場し、期待の大学生ルーキーが存在感を示した。
「7番・左翼手」でスタメンした猿渡 颯外野手(創成館ー環太平洋大)は、2回の第一打席で適時打を放ち先制点を挙げた。昨秋の明治神宮大会で3試合で8安打を記録し、ベスト4進出に貢献した活躍は記憶に新しく、社会人の名門でも早速自慢の打棒を発揮している。
同じく大学生ルーキーの飯山 志夢外野手(中央学院ー立正大)は「9番・中堅手」で出場すると、第2打席に二塁打を放ち、塁上で笑顔を見せた。大学時代は持ち味の俊足巧打を武器に世代別の日本代表にも選出されたが、惜しくも指名漏れとなっていた。心機一転、プロ入りを目指す逸材は社会人デビュー戦で非凡な才能を見せつけた。
2人の新人の活躍もありチームは7対2でJR西日本に快勝した。指揮を執る宮澤 健太郎監督も、「いい活躍をしてくれました」と称賛。飛躍を誓う若手選手に今後も注目だ。