シード校が実質6校揃った最激戦区の行方は...
トーナメント表の左下のブロック。このブロックは大会屈指の最激戦区となった。その要因は「どこがシードでもおかしくなかった」と関係者が口をそろえる実力校が揃い踏みだからだ。
ここは日本大学三崎町、関東学院大が第1シード、明治大と駒沢大が第2シードになっている。ただノーシードを見ていくと、
・早稲田大
・創価大
の2校が2024年に全国大会出場ながら、シード権獲得には至らなかった。シード校といっても過言ではない、非常に怖い存在である。
その早稲田大は初戦の相手が群馬大荒牧。北関東リーグでは実力校として知られるチームといきなり対戦する。ここを勝って、続く千葉商科大にも勝った場合、第1シード・関東学院大が3回戦で待ち構える。関東学院大は全国大会でベスト4進出。準決勝のスタメン7人が残っている。早稲田大にとっては、初戦から気の抜けない試合が続く。
創価大は3回戦で第2シード・明治大と対戦する可能性がある。
創価大は新関東リーグでは優勝争いを演じる実力校だが、2024年の6月に全国大会出場をかけた予選会で明治大に敗れた。そのときのリベンジとなるか。
対する明治大は全国大会でベスト8進出を果たした強豪。そのときのメンバーはほぼ入れ替えとなったが、主将・山田聖和内野手(東海大菅生出身)や、2年生右腕・伊藤彩斗投手(土浦日大出身)は、ともに高校時代に甲子園ベスト4を経験するなど、実力者は揃っている。
上記の3回戦2試合はどちらも注目だが、それぞれ勝ったチーム同士が4回戦で対戦することになっている。その一戦も見逃せないが、果たしてこの激戦区を勝ち抜く学校はどこになるのか。
他にも青山学院大と亜細亜大の東都2部同士の対戦も注目ポイントになる。