関東屈指のバッテリー、今もっとも勢いある強豪の戦いに注目!

トーナメント表の右上のブロック。ここもポイントは2つ。
1つ目は専修大の行方。東都の1部リーグに所属している実力校で、関東屈指の左腕・竹村健太投手(星稜出身)、高橋秀昌捕手(専大松戸出身)バッテリーを擁する。2人とも、2024年11月に開催された9ブロック大会に、関東地区のメンバーに選出された逸材。特に竹村については、関係者が思わず「消える」と評価するスライダーは切れ味抜群。今大会での好投は期待出来る。

その専修大が勝ち上がった場合、3回戦で同じ東都1部で第2シードの東洋大と激突。その先には第1シード・慶応義塾大との対戦が予想される。

東洋大は、定直廣明外野手(東福岡出身)、慶応義塾大は田中瑞希投手(慶応出身)と、どちらも昨年11月に開催された甲子園大会で東日本選抜に選出された選手がいる。ノーシード・専修大がどこまで勝ち上がれるか、ポイントとなるだろう。

2つ目は第1シード・国士館大である。昨秋のリーグ戦では中央大などライバルたちから白星を積み重ねて、東都1部リーグで優勝を飾った。勢いに乗っているチームである。特に9ブロック大会に選出されたスラッガー・松本京大外野手(健大高崎出身)は、リードオフマンとして秋季リーグの優勝に貢献した経験者。今度は関東大会優勝に導けるか。

下部リーグからのジャイアントキリングを巻き起こせるか?

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