8日、JABA東京スポニチ大会でHonda鈴鹿の岩井 天斗投手(享栄ー名城大)が1回1/3を抑える好救援を見せた。
享栄時代には目立った活躍はなかったが、大学時代に華が開き、最速152キロ右腕として注目を浴びた。しかし、惜しくもドラフトで名前を呼ばれることはなく、2年後のプロ入りを目指していた。
社会人デビュー戦では、7回に二死満塁のピンチでマウンドに上がったが、遊ゴロに抑えて流れを断ち切った。8回も力強い真っすぐとキレのあるスライダーで相手打者を打ち取り無失点。デビュー戦で堂々たる投球を披露した。
試合後、真鍋 健太郎監督も「ハートの強い投手。苦しい場面でも堂々と投げてくれるので、チームに流れを持ってくる存在だと思う」とルーキーの活躍を称賛した。
チームは鷺宮製作所に4対5で惜敗したが、光も見えた試合となった。