初戦で激突する都立葛飾野vs上野学園のカードにも注目
明大中野の田中 俐希(3年)は、秋は1次予選で八王子に集中打を浴びて敗れたものの、実績がある好投手だ。明大中野は第20ブロックA で、初戦は豊南と対戦する。豊南は秋の1次予選で、本大会8強の明大八王子と互角の試合をしているだけに注目のカードだ。このブロックでは青鳥特別支援の戦いも注目だ。
葛飾野は、秋の1次予選の代表決定戦で、佼成学園相手に最後は力負けしたものの、途中までは互角の試合を繰り広げた。今回、初戦で対戦する上野学園は、秋は1次予選の代表決定戦で大東大一に1-2で敗れたものの好ゲームを繰り広げている。両校が対戦する第4ブロックAには目黒学園、広尾などもおり、厳しいブロックになっている。
常総学院の監督だった佐々木力監督が率いる郁文館は、昨夏の東東京大会で16強の青山学院の挑戦を受ける。
秋は代表決定戦で、最後はサヨナラ本塁打を打たれ桜美林に敗れた工学院大付は、駒込などが対抗馬になる。
秋は修徳と延長タイブレークの接戦を繰り広げた専大付は、有馬信夫監督に鍛えられた足立新田と同じブロックに入った。
1次予選が終われば、すぐに本大会が始まる。1次予選から勝ち上がったチームは、今シーズンに公式戦を経験したというメリットもある。いずれにしても、ひと冬越して身につけた力を存分に発揮し、好ゲームを期待したい。