第97回選抜高等学校野球大会3日目で140キロ以上を計測した4投手だった。
第2試合に登場した天理は先発の下坊 大陸投手(3年)が最速142キロを計測した速球、スライダーを武器に6.2回を投げて、3失点。2番手の伊藤 達也投手(3年)は最速141キロを計測したが、2失点を与えてしまい、悔しい投球となった。
第3試合では東洋大姫路のエース・阪下 漣投手(3年)が試合前日に肘に強い張りを訴え、志願して先発したが、状態は改善せず、1回2失点。ボールも走らなかったと本人が語るように最速142キロだった。
このピンチを救ったのは2回裏から登板した木下 鷹大投手(3年)。最速147キロを計測した速球を武器に壱岐打線を8回無失点に抑える好リリーフを見せ、逆転勝利を挙げた。常時140キロ中盤の速球は伸びがあった。昨秋は怪我でベンチ外だった右腕がヒーローとなった。
今大会で140キロ超えは17名となった。
<球速一覧>
一部の投手は平均球速も記載
【152キロ】
平均球速144.12キロ
【147キロ】
平均球速140.79キロ
【145キロ】
平均球速139.52キロ
【144キロ】
【143キロ】
【142キロ】
【141キロ】
【140キロ】